昨日は九州国立博物館で『ラスコー展』を見てきました。
世界遺産にも登録されている、フランス、ヴェゼール渓谷の装飾洞窟。
クロマニョン人が残した先史時代の芸術です。
洞窟壁画を、どのように展示演出して見せるんだろう?と
とても興味があって行ったのですが、展示は想像以上にオモシロかった。
そこには実物大で、精密に復元された壁画がありました。
人類の芸術のはじまり、ともいわれるクロマニョン人の文化。
そこには確かに、先人たちの様々な発明と工夫と、生きた証しがあり、
現代の私たちは、ただそれを真似て、物理的な部分で、
ほんのちょっとだけ進化したくらいなんだなと。
むしろ、アクセサリーやアートなど、クリエイティブな分野では
ほとんど進化なんてない。
今も昔も、人々の根底に流れる創造性は変わっていないんだなと、
改めて感じた展示会でした。
それにしても、特別展であれほどの魅せる展示がやれる
国立博物館って、イイ! 展示、やりたいなぁ〜。
展示って、やっぱり面白い。